ローマ教皇と気候変動

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南米を訪れたローマ教皇

アメリカ大陸では近年、歴史上最強クラスのハリケーンが次々と襲い掛かり大きな被害をもたらしています。
ハリケーンの勢力は、気候変動・地球温暖化の結果どんどん強くなっているという意見が科学者の間で出ており、このままではハリケーンによる被害は拡大するばかりです。
先日、最強レベルのハリケーンの一つ、ハリケーン イルマがアメリカを襲おうとしていた時、
ローマ教皇フランシスが南米 コロンビアを訪れていました。

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ローマ教皇フランシスは、気候変動に対する啓蒙活動を行なっており、今回 南米からローマに戻る際に、飛行機の中にジャーナリストを迎え入れてメッセージを送りました。
97%の科学者が、”地球温暖化は人間活動によって引き起こされている”という見解に同意していることを引用して、「あなたがたも、気候変動による影響、そして科学者たちが示す我々の進むべき道を、明確に見ることができるでしょう。」と述べました。

 ローマ教皇からトランプ大統領へのメッセージ

また、「私たち全員には責任がある。大なり小なり、我々全員は道徳上の責任がある。我々はこれを深刻に受け止める必要がある。我々はこれらを冗談めかすことは出来ない。」
「それぞれの人がそれぞれの責任を持つ。政治家であっても同様だ。」
と付け足しました。
ローマ教皇 フランシスは、2017年の5月にトランプ大統領と会談をしており、その際に気候変動に対して注意を促し、アメリカはパリ協定から離脱すべきではないという意見を伝えました。
しかし、トランプ大統領はローマ教皇 フランシスとの会談のほんの数週間後、アメリカはパリ協定から離脱することを発表し、世界中に波紋を広げました。
ローマ教皇 フランシスが付け足した、「政治家であっても同様だ。」という言葉にはトランプ大統領を含めた政治家に対してメッセージを送っているとも取れます。
そして、ローマ教皇 フランシスはさらに、もし気候変動に取り組まなければ「人間性は衰退する。」という発言も残しています。
真意は明確に述べられていませんが、少なくともカトリックのトップであるローマ教皇の発言には大きな影響があると思われます。

地球温暖化とキリスト教―「持続可能な社会」のために (新教コイノーニア)


キリスト教の真実―西洋近代をもたらした宗教思想 (ちくま新書)

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