【中国】化石燃料を使用した車の新規製造を禁止する見込み

【中国】化石燃料を使用した車の新規製造を禁止する見込み.png中国国営新華社通信や米ブルームバーグ、日経新聞によると、中国政府がガソリンなどを燃料にする化石燃料車の生産・販売禁止を検討し始めたことが分かったとのこと。
欧州では、フランス、イギリスが今年の7月に2040年までにガソリン車、ディーゼル車の販売を禁止する政策を打ち出しています。
また、オランダではより積極的に、2025年までにガソリン車・ディーゼル車の販売を禁止する法案を作成中ということです(2017年現在、まだ正式には可決されていないようです)。
新華社の報道などによると、中国工業情報省の辛国斌次官が9日に天津で開かれた自動車フォーラムで、化石燃料車の生産・販売禁止の時期について関係部局と検討に入っていることを明らかにしました。自動車メーカーのEVなどエコカーの開発を後押しし、深刻化する大気汚染の改善につなげたり、貿易収支の悪化の要因となる石油の輸入量を削減させる狙いもあるとみられています。

そして、中国は世界一の電気自動車製造国であり、世界有数の販売国でもあります。
また、中国は色々な方面から環境問題に真剣に取り組む姿勢を見せており、
例えば温室効果ガスの排出権取引の世界一大市場を2017年度中に開始する予定です。
一方でトランプ大統領の判断によりアメリカは環境保護政策が後退気味。
そういった面から、次に環境保護政策で世界のリーダーシップを取るのは中国なのではないか、という意見も出ています。
石油を使用した技術が中枢を担っている自動車メーカーが大きな権力を持っている日本では、電気自動車に大きく舵を着るのは難しいのかもしれません。
クリーンなエネルギーを使用した車として、日本企業が開発しているような水素自動車も挙げられています。
しかし、各国の政策などを鑑みるに、世界では次世代の車は電気自動車でほぼ決まったようです。
化石燃料を使用した自動車に対する規制は遠く欧州だけの話ではなくなってきました。
日本はこの流れに今からでも追いつけるのか。
それとも、世界とは異なった進化を遂げ、新たなガラパゴス市場を形成するのか。
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