イギリス 電気自動車普及のためインフラ整備用予算を確保

イギリス 電気自動車普及のためインフラ整備用予算を確保

 

イギリス 保守党の新年度予算案の内訳が発表されました。

その中で、電気自動車の促進や環境保全に向けた予算が多く確保されており、それらに対するイギリス政府の姿勢が透けて見える結果になっています。

案に盛り込まれていたのは、

  • 4億ポンド(5億3000万ドル)の電気自動車充電インフラ整備予算
  • 1億ポンド(1億3200万ドル)のプラグインカー補助金
  • 4000万ポンド(5300万ドル)の充電技術への研究開発費用
  • 仕事として電気自動車を充電するのであれば、免税されるという旨を法律に明記すること
  • 26歳から30歳まで(おおよそ450万人)の人々への電車代1/3割引
  • 企業の保有しているディーゼル車への自動車税増税 1%
  • 最新のEU6排出量規制に準拠しない新車を購入しようとした場合の増税

などなど

 

イギリス 予算

 

特に最近のような、電気自動車拡大の流れがある中で、電気自動車充電インフラ整備費用と、充電技術への研究開発費用を盛り込んだことは注目を集めます。

パッと見、この条項は環境保護などの活動に対して非常に好意的に見え、とても グリーン な政策に見えます。

しかし、未だ政党の中でも気候変動問題などに対して懐疑的な派閥はおり、ナイジェル・ファラージなどがその筆頭に挙げられます。

ただ全体としては、イギリス政府は、気候変動などに対した行動こそが次世代の国の成長につながるとしており、グリーン成長を国としてまだ促進すると述べています。

 

他の国でもこの流れは広がるのか?

 

油田、ガス田の開発や、パイプラインの敷設、などは数十年単位の投資を必要とするものです。

それでも多くの投資家や、資源会社、国などが投資を行うのは、やはりそういった方法で得られるエネルギーが安価なためです。

しかし、最近は再生可能エネルギーに関する技術革新が進み、値段はどんどんと下がっています。

特に風力発電については、新規建造からメンテナンス、送電までも含めた電気コストが、すでに従来の発電方法に追いついた、という報告もあります。

【コスト計算】最安の再生可能エネルギーは風力発電?

石炭の採掘は採掘者の健康・命に関わるリスクが無くなりませんし、石油は地面や海に流出して汚染を引き起こすリスクもあります。

では、すべてのエネルギーを再生可能エネルギーに変えてしまえるのか?というと答えは現時点ではNo。

というのも、再生可能エネルギーの多くは最先端の技術を使用して建造し、メンテナンスし、発送電を行なった結果、コストが下がったというものです。

一例としては、風力発電の発電効率を上げるために必要な、羽の巨大化ですが、

巨大化した羽は製造も輸も難しく、工場から風力発電所まで優秀なインフラが整った場合のみしか使用できません。

 

引用記事:【シーメンス】どんどん巨大になる風力発電 風車の最大サイズは?

 

そうなると、後進国、発展途上国は、すでに技術が広く共有され、輸送などもやりやすい化石燃料を使うことになるでしょう。

今後も、再生可能エネルギーはどんどんと拡大を続けていくことが見込まれます。

しかし、その流れにすべての国が続いていけるか?というと簡単ではないかもしれません。

 

UK commits £400m ($530m) for electric vehicle charging infrastructure

 


A02 地球の歩き方 イギリス 2017~2018


A03 地球の歩き方 ロンドン 2017~2018

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