【テスラ・ソーラーシティ】発電できるオシャレな屋根用タイル 大規模生産開始

テスラとソーラーシティ

電気自動車業界で話題を呼び続けているテスラ・モーターズ(以下、テスラ)。
テスラは昨年2016年、太陽光パネルの製造メーカーであるソーラーシティ社を20億ドル(約2,000億円)で買収しました。
ソーラーシティ社は2017年現在、テスラのCEOでもあるイーロン・マスク氏が会長をつとめ、またイーロン・マスク氏の従兄弟であるリンドン・ライヴ氏がCEOを務めています。
(といっても、買収してから送り込まれたわけではなく、ソーラーシティ社の設立者は、リンドン・ライヴ氏と、これまたイーロン・マスク氏の従兄弟であるピーター・ライヴ氏です。)
そんなソーラーシティ社とテスラのコラボ製品が、2016年末、発表されました。
ソーラールーフと呼ばれるその製品は見た目は従来の屋根と全く変わらず、より丈夫であるにもかかわらず、太陽光発電を行えるということで注目を集めました。

オシャレ ソーラーシティ ソーラールーフ テスラ

ソーラーシティのソーラールーフ

丈夫さ、品質にはかなり気を使っているようで、設置された家の寿命が来ない限りは永久保証を明言しています。
ソーラールーフが導入されることの利点としては、もちろん自宅で太陽光発電が出来るようになること。
デザイン性も非常に良くなり、無機質なシリコンパネルを屋根に敷き詰める必要がなくなります。
多くの人にとって一生の買い物であろう家ですので、デザインも大事、という人は少なからずいるのではないでしょうか。
他にも、通常の太陽光発電を設置した屋根よりも軽量化が出来ることが見込めます。
太陽光発電のパネルを追加で敷設する場合、通常の屋根の重さにプラスして太陽光発電パネルの重さが加わります。
太陽光発電パネルも、数キログラムで済むようなものではありませんし、屋根が重くなれば、耐震性や、必要となる柱の数なんかも変わるでしょう。
それらはすべて家づくりの時の制限になり得ます。
2017年5月に予約が開始しましたが、その話題性と性能の高さから予約開始と同時に完売。
 
tesla solar roof
丈夫さを示すために、一般生活の中で屋根にぶつかりうるものとして、5cmの雹を時速160kmでぶつけて強度実験を行なっています。
テスト開始前(左端がソーラールーフの素材、右二つは通常の屋根素材)
ソーラールーフ テスラ 耐久実験①
ソーラールーフ 耐久力試験前
5cmの雹をぶつけると
ソーラールーフ 耐久力試験 衝突前
ソーラールーフ 耐久力試験 衝突前
雹が激しく飛び散り
ソーラールーフ 耐久力試験 衝突時
ソーラールーフ 耐久力試験 衝突時
通常の屋根素材はバラバラに砕けてしまいました
ソーラールーフ 耐久力試験 衝突後
ソーラールーフ 耐久力試験 衝突後

製造工場の決定

これまでは、電気自動車の製造工場である、カリフォルニア州 フレモントで製造されていたとのことですが、規模が小さく、追加での製造がどこで行われるのかが疑問として上がっていました。
そしてついに、そのソーラールーフの製造がニューヨーク州北西部のバッファローで開始されたとのことです。
バッファローの工場はもともと太陽光パネル製造スタートアップであったSilevoが始めた拠点とのこと(Silevoは2014年にソーラーシティ社によって買収済み)。
この工場でのソーラールーフの製造にあたり、パナソニック社と合弁でネバダ州スパークス郊外にて建設中の工場、通称「ギガファクトリー」にて製造される部品を使用する予定のようです。
ギガファクトリーでパナソニック社が、コンピューターチップにも似た、太陽電池セルを製造。
そのセルはソーラータイルにフィットする形でテスラの労働者によってモジュールとして組み立てられ、ソーラールーフとして使用されます。
テスラ ギガファクトリー
テスラ ギガファクトリー
テスラのCTO (Chief Technical Officer)であるシュトラウベル(Straubel)氏によると、これらの計画はまだ道半ばで、最終的な目標は、2ギガワット分の太陽電池セルを毎年生産することであるとのこと。
1ギガワットは、巨大な原子力発電所、もしくは石炭発電所の年間発電量に匹敵します。
つまり、セルが生産され、実際に使用されることにより、毎年原子力発電所1、2ヶ所分に匹敵する太陽光発電が利用可能になることを意味します。
現代の大革命児 イーロン・マスク。
彼の起こす旋風により、10年、20年先の生活インフラは今と全く異なりそうです。
写真イメージ:テスラ社公式HPより


イーロン・マスク 未来を創る男


イーロン・マスク 破壊者か創造神か

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