【電気バス】多様化とパワーアップを続ける電気自動車

最近は欧米、中国が電気自動車の普及に対して大きく舵取りをとったことがニュースでも流れ、

電気自動車は今後どんどんと広がりを見せていきそうです。

【中国】化石燃料を使用した車の新規製造を禁止する見込み

【フランス】2040年までに石油・ガスの国内完全生産廃止を発表

生産台数が増えていくことはもちろんかも知れませんが、一方で、種類の多様化やパワーアップも着々と進んでいるようです。

電気バスを取り扱うスタートアップ

PROTERRA 公式HPより

 

遡ること2004年、電気自動車の中でも、バスをメインで扱うスタートアップがアメリカで誕生しています。

カリフォルニアのバーリンゲームに拠点を置くProterra(以降、プロテラ)inc.は、所要時間10分たらずの高速充電が可能なバッテリーを搭載した、様々なタイプのバスを販売しています。

プロテラは設立以降、新たな移動手段・燃料源を模索していたアメリカ 連邦交通局の後押しもあり、州などによって要求されるルールも守りながら着々と広がりを見せています。

今では、35以上の団体に対して、300台以上販売したということです。

プロテラの販売するバス カタリストには現時点では35人乗りの型と、40人乗りの型があり、それぞれに対して、3種類ほどシリーズ展開があります。

いずれの型でも、本体価格は通常のバスよりも高くなるけど、燃料代が安く、メンテナンス費用が大幅に安くなるためランニングコストでは優るというのを売りにしています。

PROTERRA 公式HPより

 

高出力・長時間稼働の電気バス

電気で走るため、環境への負荷も小さいプロテラの電気バス。

しかし彼らのすごいところはそれだけでなく、高出力ということです。

一般的な大型バスに使用されるエンジンの出力はおおよそ300馬力~500馬力程度のようです。

参考:いすゞ http://www.isuzu.co.jp/product/bus/erga_rt/engine_transmission.html

日野 http://www.hino.co.jp/product/engine/Engine_E13.html

三菱ふそう https://ja.wikipedia.org/wiki/三菱ふそう・6R系エンジン

 

ですが、プロテラの開発したシステムは、電気駆動式のモーターを二つ搭載し、510馬力。

40人を搭乗させ、26%の傾斜でも活動可能というパワフルさです!

(傾斜26%=100m移動する間に26m高い位置に上がるような角度)

 

そして、電気自動車だからといって走行距離が短いなんてこともなく、

テスト走行において、時速24キロで走った場合、最長で1700km近く走ったとの結果も報告されています。

燃費の良さで知られるハイブリッド自動車プリウスの最新型でも、満タン時の走行距離は最長1600kmということですので、この電気バスの走行距離がいかに長いかがわかります。

 

 

一昔前までは、電気自動車といえば走行距離も短く、値段も高いというイメージが先行していました。

しかしプロテラのように、世間のイメージとは異なりどんどんと高性能化が進む電気自動車。

特にビジネスでの運用を考えたバスなどの商業車では、性能がものを言います

性能面で電気自動車がまさり、

国、政府も後押しをして、

さらには環境にも優しい、

としたらやはり未来の乗り物は電気自動車が当たり前になっているんでしょうか?

 

 

Electric Buses Get a Power Boost

 

Giant Mining Trucks and Buses Are Smashing Electric Vehicle Records

PROTERRA


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